車に乗っているといつの間にかキズ付いているボンネット。
大抵飛び石によるキズだったりします。
深いキズは塗膜を剥がしてしまい、そこから錆びてくることもあるので、しっかり補修したいところです。なおかつ、見映えにも仕上がりにも拘りたいところ。
そんな飛び石によるキズを綺麗に仕上げるためのコツをご紹介していきましょう。
用意するもの
①ボディと同じ色の塗料
②筆
③脱脂用のシリコンオフ
④コンパインド細目
手順
その① まずはタッチアップ周辺をコンパウンドで綺麗に磨く
汚れや水垢などをコンパウンドで取り除いてから作業開始です。
始りと終わりは磨くことからです。
その② キズ周辺をシリコンオフで脱脂
塗装前は脱脂が基本。キズの深いところは入念に!
その③ ボディ色と同じ色の塗料を筆先で塗る
ここからが本番です。筆先に塗料をつけたらボディへ落とすようにそっと筆先をボディに触れさせます。塗るというよりは落とすイメージ。筆先にしみ込んだ塗料がボディへ吸い取られるように色をのせてください。
その④ 塗膜に段差がなくなるまで繰り返す
③の作業を5~6回繰り返し行います。ここで気をつけることは、乾いてから再度タッチアップすること。塗った直後は盛り上がってる塗料も乾くと塗膜の厚みがなくなります。
その⑤ 乾いたら磨いて完成
塗膜の段差がなくなるまでタッチアップしたら、はみ出た部分を2000番以上のペーパーで均し、コンパウンドで磨いたら完成です。
ここでマメ知識
塗料を何度も重ねていくときに、しゃびしゃびな塗料だといつまでも塗膜に厚みが出ません。特にメタリックにありがちです。そこで、少し多めに塗料を別のお皿(ペットボトルの蓋など)に移して、少し放置します。そうすることでシンナーが揮発していき、塗料に粘りができます。
その飛び石のキズ、綺麗に補修できるといいですね。
こんにちは~~~~